
花巻市では大迫町の「宿場の雛まつり」が有名ですが、知る人ぞ知る穴場の「ひなまつり」それが「八日市つるし雛祭り」です。
地元の女性グループによる手作りの「つるし雛」を展示、今年で19回を迎えこれまでの手作り作品約1万点を展示しています。ひと冬かけて作った手芸作品も展示販売中!
八日市つるし雛祭りは、春を感じられる素敵なイベントです。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
つるし雛の由来
この展示会では、約1万点もの手作りつるし雛が会場を彩ります。
これらの作品は、職人ではなく、同好会の8名のメンバーによって一つ一つ丁寧に作られたものです。
伝統的なつるし雛から創作作品まで、多彩なバリエーションの作品が展示されており、春の訪れを祝う日本の伝統文化を現代に伝えます。
同好会のメンバーたちの熱意と創造性が息づくこの展示会は、訪れる人々にとって忘れがたい体験となるでしょう。

初節句のおり、雛まつり段飾りの左右にたくさんのつるし雛をさげ、賑やかにお祝いしたと伝えられています。
つるし雛は、直径40cm前後の紅白の輪に7本の赤い糸が吊るされ、その1本1本に7個の人形、全部で49個の人形が飾り付けられています。
なぜ49個かというと、一説には男性の人生はわずか50年、女性は一歩下がって49年といわれたことから、この数になったといわれています。

古くは江戸時代からあり、おばあちゃんが可愛い孫のためにありあわせの布などを使って、女の子の生活に必要なものを作ったと言われています。
人形類、野菜、果物、動物、宝物、花、まり等です。これは子孫反映、動植物をいたわり、食べ物に困らないように、まりは家庭の幸せ、人の輪、人生の輪を表していると言われています。(弓岡勝美の本より)
※お断り|上記文章は、会場配布のチラシより引用させていただきました。
見どころと展示作品






●見どころ
・約1万点の手作りつるし雛が会場を彩りますが、伝統的なつるし雛から創作作品まで、多彩な作品が展示されています。
・中でも目をひくのは会場正面に飾られた雛飾りで、現在の天皇陛下と皇后陛下が即位を記念して数量限定製作されたという雛人形です。
・また同好会の皆さん8人が手作りした、数百のパーツを組み合わせて仕上げた労作、大小の“七宝鞠”も飾られています。人形や水引き・ストラップなど手芸作品も展示販売、打ち掛けも2000円で販売されていました。
開催概要
項目 | 内容 |
---|---|
称 | 八日市つるし雛まつり |
開催期間 | 2024年2月20日(日)~3月3日(日) |
時間 | 午前10時から午後3時 |
会場 | 八日市いきいき交流館 (八日市振興センター) |
住所 | 〒028-3181 岩手県花巻市石鳥谷町大興寺第8地割157−4 |
入場料 | 無料 |
主催 | 八日市つるし雛同好会 |
問合せ | 0198-45-4840(FAX兼用) |
●アクセス
車: 東北自動車道花巻南ICから約30分
電車: JR釜石線花巻駅または新花巻駅からバスで約40分
駐車場: あり(会場隣接)
八日市温泉: 会場から車で約5分
石鳥谷町ふるさと村: 会場から車で約10分
花巻温泉郷: 会場から車で約20分
知っておきたい“つるし雛と飾りの意味”

“つるし雛”は7列の飾りで構成されており、全てが赤い糸で上部の輪に吊るされています。
全ての飾りには、それぞれ意味があり願いが込められています。
赤い糸には厄除けという意味があり、輪につるすということは、全て丸く収めるという意味が込められています。
各列にはさまざまな野菜や動物、宝物などが吊るされています。
<1列目>みかん、ふたご雛、金魚、セミ、猿っこ、れんこん。
<2列目>つばめ、いちご、竹の子、柿、姉さん人形、かぶ。
<3列目>桜、三番そう、うさぎ、金目鯛、亀、犬。
<4列目>ニンジン、梅、這い人形(男)、すずめ、宝袋、ほおずき。
<5列目>俵ねずみ、大根、つばき、這い人形(女)、鶴、あやめ。
<6列目>水仙、海老、なす、朝顔、くり、ハト。
<7列目>うぐいす、紙風船、春駒、かぼちゃ、桃、草履。
全ての列の最後に「りん」を吊るします。
会場で配られるチラシの裏面に詳しく紹介されていますので、会場のつるし雛と照らしあわせながら見ていただくと、一層意味深く楽しい雛まつりとなります。


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